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植物園だより
 
庭木は日常の管理さえ適切ならあまり神経質になる必要はありませんが、樹勢が弱ったり環境が悪化したりすると病虫害が起こりやすくなります。うっかり見過ごしていると障害が重くなるので、早期発見につとめるのが病虫害対策では第一になります。
 
 
●薬剤の使い方●
●水で薄めて使う
乳剤、水和剤、水溶剤の名称がついているものはいずれも水に溶かして薄めて使用します。
 
●計量は正確に
多くは増量倍数が高いので、薬剤を正確に計量しないと濃度に大きな差が出てしまいます。
例えば1000倍使用の液剤では1ccを1リットルの水で薄めることになります。もし、計算するときに1ccでも誤差がでれば濃度は2倍になってしまい、散布した植物を枯れさせてしまうことにもなりかねません。
したがって計量に使う注射器は1〜10cc、1〜10g程度の少量を正確に計量できるものが必要になります。
図1
例:1000倍液を1リットルつくる場合。(その日のうちに使い切る量をつくること) よく撹はんする プラスチック製の注射器を使うと便利だが、少量を正確に測れるものを選ぶ
 
●つくった薬剤は必ず使い切る
庭の広さや樹木の大きさによって使用料は違いますが、つくった溶液が残ったときは必ず廃棄します。影響の少ない庭の片隅に捨てればよいでしょう。
また、散布後は使用した器具はよく水洗いして完全に水切りをしておきます。
図2
ハダニ、カイガラムシの予防として、冬期に硫黄石灰を使用するが、成育中に使用するとひどい薬害を起こすので、休養中の冬期以外は絶対に使用しないこと。 散布する時間は、
朝夕の涼しい時間帯を選ぶ
葉の表面だけではなく、裏面にも散布する。葉から薬剤がしたたり落ちるほどかけるとよい。
 
   
   
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