1. 分布 : 中国南部が原産で，江戸時代に渡来しました。キンモクセイは，ギンモクセイの変種です。

2. 花 : 花期は９～１０月。葉のわきに橙黄色（ギンモクセイは白色）の小さな花が多数束生して，強い芳香を漂わせます。雌雄異株。
（日本には雄株しか渡来していないので雌株はなく，果実は見られない）

3. 用途 : 庭木，公園樹。

1.分布 : 中国原産の高さ15～20ｍになる落葉高木です。主として関東地方以南に植えられています。

2.花 : 花期は9月で枝先に大形の円錐花序を直立し、黄金色の小さな花を多数つけます。

3.果実 : 朔果、長さ4㎝ほどの楕円形の袋状で、果皮は風船のようにふくれ、10～11月に熟すと淡紅色になります。中にある種子は直径7～8㎜で黒くてかたいです。

1.分布：中国南部原産の落葉高木。江戸時代以前に渡来し、各地に植えられています。
大きいものは高さ10m、直径30cmほどになります。

2.花：花期は7～10月、文字通り百日近くにわたって咲き続けます。花の直径は3～4cm。
花弁は6個でふちは縮れて波打ち、下部は細い柄のようになります。

3.用途等：土木材、器具材、公園樹、街路樹。

4.名前の由来：木肌がなめらかで、猿もすべり落ちるという意味。

1.分布:中国原産の落葉低木で、高さ3～4ｍになります。夏の3ヶ月を咲き通す花として 全国で親しまれています。
韓国の国花でもあり、ムグンファ（無窮花）と呼ばれています。

2.花:初夏から秋まで花期は長く1つの花は1日しか開花しませんが、次々と開花するので花が絶えることはありません。
本年枝の葉腋（葉のわき、付け根）に直径5～10㎝の花をつけ、花弁の色は紅紫色、白色、桃色などさまざまです。

３.用途等:庭木や生け垣のほか、荒れ地にも耐えるので、路側帯などにも植栽されています。

1.分布:日本全土に分布し、日当たりのよい山野に生える高さ2～4ｍになる落葉低木です。

2.花: 7～8月、枝先に長さ6～30㎝の円錐花序をだし、小型で５弁の両性花多数とその周囲に直径1～5㎝の白色ときに淡紅色の装飾花をつけます。

3.その他：果実は10月頃成熟し、種子には両端に尾状の翼があります。幹の内皮から糊が作られます。