アマゾンユリ
葉は卵形で長さ30cm、幅12~15cm、葉柄は長さ30cm. 花茎は円柱形で高さ60 cm、頂部に芳香のある花を3~6個散形につける。
花径は6~8cm、花筒部は長さ5cmあり曲がっている。花被裂片は長楕円形・花は温室では冬に開花する。
ソシンロウバイ
1. 分 布 : 中国中部が原産の高さ3~4mの落葉低木です。
2. 花 : ウメよりもひと足先(早いものは12月)に、香りのよい黄色の花を下向き又は横向きに開き、多数の花被片がらせん状につきます。
3. 特記事項 : ソシンロウバイは基本原種であるロウバイの変種で、ロウバイよりも花がやや大きく(ロウバイの花は約2㎝)、香りも良いです。
花芯部もロウバイが紅紫色なのに対してソシンロウバイは黄色です。
庭園樹や切り花用として使われます。
カンツバキ
1.分布:自生地はなく交雑種で、本州、四国、九州に植栽され、幹は直立または低く分枝し、高さ3mぐらいになる常緑低木です。
2.花:12~3月に紅色で半八重咲きの花を開きます。
3.特記事項:サザンカの変種で適湿、温暖地を好みます。
公園や庭園樹、街路樹等として使われ、園芸品種が多数あります。
シロサポテ
高さ15m程度になる常緑高木・若い枝には毛がある。
葉は掌状複葉で、3~7枚の小葉からなり、小葉は卵形~披針形で、長さ12cmほど、暗緑色で光沢がある。
黄緑色の花は小さく、葉腋の散房花序につき、芳香がある。球形の果実は直径7.5~10cmで、黄緑色に熟す。
マルバノキ
1. 分布 : 本州中部地方と近畿地方、広島県、高知県の山地にまれに見られます。
2. 花 : 花は10月下旬頃から11月上旬に紅葉と同時に咲きます。果実も昨年のものがこの時期に熟してきます。
3.名前の由来 : 葉の形がまるいことに基づく名前です。【牧野富太郎博士】
4.用 途 : 秋の紅葉が美しいので庭木、花材に用いられます。
種子や挿し木でも増やせます。
カリアンドラ・ハエマトケファラ
高さ1~3mになる常緑低木、枝はジグザグ形、小枝には柔毛がある。
葉柄は長く 、葉は2回羽状複葉、小葉は6~9、斜形の楕円状披針形。花は半球形の頭状につき、花序は径5~6cm. 花冠は小さく、古くなると著しく反曲する。
ゴレンシ
ゴレンジは果実が五稜形の特異な形状の熱帯果樹・高さ5~10mになる半つる性の常緑樹.3~5cmの小葉を9~11枚対生する奇数羽状複葉 花は径6~9mmの桃色、果実は長さ10cmぐらい、長楕円の五稜形で、断面は星形なのでスターフルーツともいわれる。
ホザキノトケイソウ
全株無毛の常緑つる性低木。
茎には稜がある。葉は革質で3深裂し、葉柄には2個の腺体がある。
花は総状花序につき垂れ下がる。花は径10cm前後、開くと濃赤色、花弁は普片よりやや短い。
副花冠は外側のものは紫で先が白色、内側のものは短く赤色。
ホトトギス
1. 分布:北海道西南部、本州(関東地方以西)、四国、九州に分布し、 山地のやや湿ったところに生える多年草です。茎はふつう分枝せず、高さは40㎝~1mになります。
2. 花 : 葉腋に直径約2.5㎝の白地に紫色の斑点をつけた漏斗状鐘形の花を、ふつう1~3個咲かせます。
3.名前の由来 : 花の斑点を鳥のホトトギスの胸の斑点に見立てたものと言われています。
ブルンフェルシア・ニティダ
西インド諸島原産の低木で、高さ2mほどになる。葉は広卵形~倒卵形で、さ 5~8cm、幅2~4cm。花冠は白色で芳香があり、径6cm. 花筒は長さ約12cmである・果実は橙色。
キンモクセイ・ギンモクセイ
1. 分布 : 中国南部が原産で,江戸時代に渡来しました。キンモクセイは,ギンモクセイの変種です。
2. 花 : 花期は9~10月。葉のわきに橙黄色(ギンモクセイは白色)の小さな花が多数束生して,強い芳香を漂わせます。雌雄異株。
(日本には雄株しか渡来していないので雌株はなく,果実は見られない)
3. 用途 : 庭木,公園樹。
